世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

舞台「ブルーロック」の話

お友達に招待してもらって行ってきました!

ブリーゼ、だいぶ久しぶりだったけど割と1階席前方でも見やすいしキレイだから好きなんですよね。劇場的にストレスを感じる点がサイドバルコニーくらいで駅からちょっと遠いけどまぁ地下通れるし、結構好きな劇場かも。

 

ブルロ、流行ってるサッカー漫画、くらいのレベルでしか知らなくて、逆にこれはなんも知らずに行ったほうが面白い気がしたので全く前情報入れず、キャストさんもあ~この人が出てるのね、くらいの感じで行きました。マジのミリしら。でもミリしらで行って正解だったと思います。

プロローグだけだとよくありがちなサッカー漫画かな、と思わせておいて、絵心が出てきた瞬間、これ普通のサッカー漫画じゃないな?感がすごい。よっこいさんマジで立ってるだけで雰囲気あるし、絵心ってこの後もほぼ立ったまま、言ってしまえばほぼ説明セリフのはずなのに絵心の剥き出しのエゴと威圧感でそういう説明感が全くなくて引き込まれる。マジでよっこいオンステージって感じですごかった。原作絵後から見たけどあの手足や首が妙に長くて気持ち悪い感じ、めっちゃよっこいさんじゃん…となった。

オープニングもこれこれ!これが2.5だよ!って感じのテンポの良さ、照明やステージングの演出も良くて、今から何が始まるのかもキャラも何も知らなくてもワクワクした。劇中も話がポンポン進んでいくけど初見の私にもちゃんとストーリーが追えたので、多分尺的に原作で結構カットしたシーンも多かった気はするんだけど十分感情移入して没頭できるテンポ感だったなと思います。

正直プロローグ+4試合やったの詰め込みすぎだなって感じたけど、序盤の山場がチームVだからここまでやらないと逆に舞台としても山場がないし、4試合やるなら2時間に詰め込まずにあと30分くらい尺あっても全然行けたと思うんだけど、全体的な運動量がハンパなくて多分動ける限界が2時間なんですよね…。竹中くんの運動量とセリフ量がハンパなくてカテコでも話せないくらいゼエハア言ってて、何とか無理せず体がもってほしいなと思わずにはいられなかった。でも、潔すっごくすっごく良かった。セリフ量がヤバくて、めちゃくちゃ早口でまくし立てて、正直まぁ全部ちゃんと聞き取れたかというと厳しいんだけど、それが目まぐるしく超スピードで展開していく試合の中で潔が必死で脳をフル回転させて思考している感じがよく出てたなと私は思います。全体的に試合中めっちゃ早口なんだけど、試合が爆速だし、ギリついていけるくらいだったから回数を重ねてもっと聴こえるようになったらいいな~と思います。でも試合のスピード感も緊迫感もめちゃくちゃ伝わってきて、ずっと手に汗握りながらチームZを応援して、誰かが覚醒する瞬間にはワクワクして、本当に手に汗握りながら夢中になって見れてめちゃくちゃ楽しかったです。

 

キャラ的には國神くん一択でしたね……怖そうに見えて真面目で義理堅い男が好きすぎるので……。顔もめっちゃ好きだなと思ったら松田昇大くんだったのでそりゃそうすぎた。口のデカイ男大好き(そうですね)。あと千切がみんなにお嬢って呼ばれてて「お嬢???!??!?!」ってなったけど終演後に原作絵見たら確かにこの顔はお嬢だわとなった。佐伯くんの千切はめっちゃ男らしいというか、ガチのスポ根少年漫画を体現していたので全くお嬢要素感じなくてずっと「お嬢…????」って顔で見てしまった。千切もそうなんだけど、最初にさらっとキャスト見たときキャラの名前全然読めなくて困ったけど意外となんとかなりましたね。逆に音で聞いて名前覚えていったから逆に映像で名前が出ると全く読めなくてしばらく誰…?現象になってたのがちょっと困った。蜂楽でばちらとか雷市でらいちとか読めというほうが無理やて。國神くんの好きポイントに名前が普通に読める、という点があります。

あと蜂楽くんがなんでそんなに潔のこと好きなのかとか、馬狼とか二子はキャスティングの無駄遣いだろとかいろいろよくわからないところがあったので、原作読みますし第2弾も楽しみにしてます。二子、1回も舞台上で目が見えなかったのに坪倉くんちゃんとブルーカラコンに下まつげまでかきこんでてヒエ~!!!!ってなっちゃった。あと絶対凪と玲王って人気なんだろうなって思ってたらスピンオフあるという話を教えてもらってすげ~!!!!ってなった。凪みたいなキャラ全オタク好きだもんなわかる。チームVのターンになった瞬間突然過去回想入って扱い違いすぎて、これは…人気キャラのにおい!ってなった。正直チームVの試合あと30分見れるんだよな…チームV3人ともデカすぎてチームZがミニモニになっちゃってたのめっちゃ可愛かったです。

 

多分原作読んでたらもっとここ!みたいな点とか、逆になんでだよ!って思っちゃうところとかあったとは思うんですが、何も知らないからこそ舞台で伝えたいスピード感やワクワク感はしっかり享受で来たかなと思うし、本当に本当にめちゃくちゃ楽しかった!試合の展開ひとつひとつにワクワクドキドキしたり、キャラひとりひとりに感情移入して見終わった頃にはみんな大好きになって、なんか正しく2.5にわかムーブみたいなのしたな。いや~本当に楽しかった。なんかホント、舐めてたわけじゃないけど作品自体を知らないのもあって期待値をそんなに高くしてなかったのもあるかもしれないけど、でも期待値の100000倍くらい楽しかった。あのワクワク感、高揚感、なんていうのかなアニメや漫画にあるそれを舞台で、人を介して見るからこその熱や空気感で何倍にも感じられると本当に良い2.5を見たな~!となる。本当に楽しかった。とりあえず原作読みます。