世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

10周年おめでとうございますの話

劇団Patch10周年おめでとうございます!!!!!!!!

 

もう10年、10年?!?!??!?!信じられない2桁乗っちゃったよ。

まぁ世の中には10年20年って推してる人は私の周りにもいるので、それ自体をすごいこととは思ってないけど、いやでも10年って実際の時間で考えるとそこそこの年数なんですよね。今の会社に入って私10年ですけど、設立20年いってないとはいえ勤続10年超えてる人数えるくらいしかいないもんな。だからぱっちが10年続いたことがまずすごいし、推しも10年役者を続けてきたこともすごいし、自分の10年って時間をそこに使ってきたことがイコールにならなくてハテ…という感じ。なんか本当にたくさんのことはあったけど、あっという間だった気がする。

 

こういう話を歴マウントと受け取る方はここでお帰り頂きたいんですが、推し始めた理由が在阪劇団だから現場も行きやすいし、結成から通ってたら認知ももらいやすいかな~と思って、当時は前推しさんもまだ推していた頃だったので前推しさんの現場がない時期にちょこっと通えばいいやくらいのテンションだったのにどうしてこんなことに……?私が一番信じられない。

私は推しのオタクなので、本公演は毎公演行ったけど、他のメンバーの現場に行かないことはないけど積極的に行ってたわけでもなくて、それでもマネージャーさんに「結成時からずっと応援してもらってる」って言っていただけるくらいには彼らのことを真剣に応援してきたつもりです。運営のやり方とか、メンバーの態度とか、それこそ末満さんの方針に腹を立てて怒ったり泣いたりしたこともたくさんあるし、それ以上に彼らがひとつひとついろんなステップを上がって行って今まで出来なかったことができたり夢が叶ったりするたびにバカみたいに泣いてメンバーに苦笑されたりしたこともたくさんあります。別に私が育てたわけじゃなくて彼らが勝手に育ったわけで、私はその成長を勝手に見守って勝手に一喜一憂して勝手に感情を爆発させてただけですけど、それを10年も続けてきて、10年もそれを彼らに許してもらってきたってなんか普通に……引くな……自分に………(引くんだ)。

 

先に言った通り私は推しのオタクだけど、劇団Patchは推しの大事な居場所であり推しが一番大事にしているもので、ぱっちにいる推しはやっぱり外の現場の推しとは少し違うし、まぁもちろん外の推しもそれはそれで可愛いんだけど、私が好きになった推しはぱっちにいる推しなんだなぁってぱっちの現場に行くたびに思います。なんつーか、集団に属してる人が好きなんだろうな私は。お互い心を開いて信頼して、いろんなことを乗り越えながら長く肩を並べて頑張っている人たちが好きなんだと思う。ぱっちにいる推しは何よりも自由にのびのび好きなように振舞えてるし、それをみんなが許してくれてる感じがする。そういう空間やみんなを見ると、どれだけ粗忽でもバカでもしょうもなくても彼らのことが大好きでいとおしくてたまらなくなります。

昔はアルバイトしながらよくわからん地元のイベントに出たり道端でビラ配ったりもしてたけど、今じゃもう誰がいつどの仕事してるのかも把握しきれないくらいそれぞれが自分たちのお芝居で勝負してやっていけてるの、本当にこの10年みんなで頑張ってきたことが10年かけて本当にちゃんと実になってるんだなぁと思う。本人たちもスペースで言ってたけど結成時はとりあえず3年、とか言われてたもんな。10年もったよ!!

 

推しがスペースで今日の10周年イベントでぱっちとして集まれるイベントは最後かもしれないって話していて、それがどこまで本当でこの先ぱっちがどうなるのかはわからないけど、やっぱり私は彼らがみんなで何かを作り上げて見せてくれる空間が大好きで、だから10年応援してこれたわけだから、その機会がもうないかもしれないというのはやっぱ寂しいし悲しいんだよなぁ。聴いたときしぬほど暴れて泣いたし(やめな)。

常々思ってるんですが、彼らが身を置いている世界って現状維持や停滞は下降と同義、常に上昇、成長が求められていく世界なんだと思います。現状維持は成長してない、見込みがないと受け取られちゃうんですよね。実際、観客側の私たちが何よりそうで、常に前よりも面白いものを、もっと素晴らしいものを体験したいと思ってこの趣味を続けてる。

停滞を打破するために彼らが(たまにトンチンカンなこともしてきたけど)彼らなりに一生懸命に考えて努力してきたのも知ってるし、だからこそ結果が残せなかったのって本当に悔しいなって思います。まぁ私はそれに対して何をしたわけでもないので残念だったね!なんて無責任に言えるわけですが。でも実際偉い人達が求めるような結果を残してこれなかったのは本当だし、それに対して彼らがもっとできたことはたくさんあったなってファン側から見て思うことはたくさんあるので、納得はやっぱりできないけど理解はできてしまうんですよね悲しい話だけど。

まぁ~~でもそういう大事な話をあとに残らないスペースで話しちゃうようなところなんだよな突き詰めると。オタクにどないせえっちゅうねん、みたいなことが多すぎる。詰めも甘いし、気まぐれだし、いつまでたっても大学生みたいなノリで、しょうもなくてバカばっかりなところが10年経っても変わらなくて、10年経っても変わらないでいてくれたことが本当にこれからも大好きでいとおしい。

本当に彼らが劇団Patchとしてくれた時間や経験、感情のおかげで私は10年本当に最高に楽しく生きてこれたし、多分これからも楽しく生きていける。人生にこんなにバカみたいに楽しい時間があるって知っちゃったから。今までみたいに劇団Patchとして集まる機会がなくなっちゃうのか少なくなっちゃうのかはわからないから、これからまた10年よろしくなんてのはあてもない適当な言葉になってしまうのかもしれないけど、でもいつか彼らひとりひとりがもっといろんなところで活躍して、またひとつの空間でみんなで何かを作ってくれて、私がそれを観ることができる日がくるかもしれないっていうのは信じてたいなぁと思います。

 

 

ということで今日は10周年イベント!!!ダッ!!!!!!!!!!

最初10周年なのに3月末にやったオンラインイベントしかやらんのかと思ってブチ切れてたら(また)結局4月27日にやるんかーい!!!ありがとう!って手のひら返しました。本当に面倒くさいオタクだな~~~。

まぁ10周年なら今日じゃなくてもABCホールじゃなくても絶対行くつもりではあったけど、今日ABCホールでやることに1期生みんなこだわったらしくて、それはオタクにとってもありがたいことです。森ノ宮ピロティホールもぱっちにとっては大事な場所だけど、やっぱり始まりの場所といったらABCホールなんだよなぁ。結構いろいろうーんって思うことあっても結局現場に行って彼らがワーワーギャーギャーバカなことしてたら全部どうでもよくなってめちゃくちゃ楽しんじゃうんだろうな~と思います。今日が最高の1日になりますように。