世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」の話

あけましておめでとうございますを言う前にもう2月になってしまった。とても元気に生きています。前のブログでもそれ言った。

 

 

12月・1月と推しの劇団の公演があったので行ってきました。

本公演ではなくてカンテレとのコラボ公演、みたいな感じだったので、本公演のメンバーのキャラクター性が強く出るような作品ではなく、そこに頼らない大衆向け?っていうのかな。今までが超個性!って面が強かっただけに、こういう限りなく作品としての劇団っぽさを抑えたからこそ、キャストの組み合わせによって色が強くでるんだろうなって感じの作品でした。

全公演キャストの組み合わせが違う公演で、私は結局推しと大楽しか観なかったんですが、アフタートークとか聴いてるとやっぱり他のメンバーのも観ときゃよかったな~~って思った。推しと同じ役をやったのが納谷くんだったんですが、推しのお芝居が静なら納谷くんのお芝居はまさに動って感じで、主人公ということもあって主人公のお芝居が違うとこんなにも物語そのものまで様変わりするんだな~と、気づいたのが……大楽だったので………。マジでコロナを言い訳にゆるおたになったらろくでもない後悔ばっかりしてるからやっぱり現場に行ったほうが絶対勝ちなんだよなホント。

 

今回の役がナイーブで理知的なエンジニアの役だったんですが、ホントに私は推しのこういう静かなお芝居が一番好きで……。主人公がずっと思い悩んでいた妄想ともいえる疑惑が軸になっているんですが、一度は思い過ごしだったと思っていたその妄想が恋人の発言で主人公が確信を得てしまうクライマックスの導入とも言えるシーン、そこでただ座って恋人の顔を見て話を聴いているだけなのに、確信を得てしまった瞬間に推しが纏っている空気だけがスッと変わったのを感じたときにマジでマジで比喩でもなんでもなく本当に痺れた。納谷くんは同じシーンで、彼女の言葉を聴くたびにどんどん表情が変わっていて、それも観ていて一緒に心が辛くなってしまうんですが、推しは何も表情が変わらないのに明らかに空気感だけが変わって、その後の感情の発露も真実を聴いた時もなんかめちゃくちゃ「ノッてる」っていうのか、入り込んでいるというか、物語自体に心が震えるというよりは、本当に推しのお芝居から流れ込んでくる感情にずっと鳥肌が止まらなかったし、興奮も止まらなかったな。

私は専門家でもないし演劇に造詣が深いわけでもないので、感じたものをそのままウワーッすごい!としか言えないし、同じものを観た人が同じものを感じたのかどうかすらわからないけど、Epualのときもそうだったけど、やっぱりこれ!これが好き!!!!!って感じるお芝居を観せてもらえるから、推しのお芝居が私にとって一番最高なんですよね。前も書いたけどこの瞬間があるから推しのオタクが辞められない。まぁ辞める気もないけど。

そして、このお芝居がデビューした瞬間から出来たわけじゃなく、推しがコツコツ努力しながら悔しい思いもしながら頑張ってきた結果に勝ち取った推しだけのお芝居なんだなって思うとやっぱり私にはお前しか!!ってなってしまう。好きだな。ホント観に行ってよかった。

 

そして、今回の公演で2人、メンバーが卒業になったんですけど、大楽の挨拶絶対泣いちゃうだろうなと思ってたけどやっぱりめっちゃ泣いたね。

卒業する2人よりも同期の納谷くんがべっしょべしょに泣いてたのにももらい泣きしたし、藤戸くんが最後のご来場ありがとうございました!って挨拶をする時に「いつもゆうほくんが真ん中で挨拶してたから…」って推しを真ん中にして3人で挨拶したのもめちゃくちゃに泣いてしまった。知ってたけど、こんな時にも推しを選んでくれる藤戸くん、マジでマジで推しのことめっちゃ好きじゃん知ってたけど。後輩力があまりにあまりで思い出しただけで泣きそう。いきなり大福投げつけられたり、誕生日忘れられてたり、3キロ痩せたらクビとか言われたりしてたのに、ちゃんとめちゃくちゃ推しのこと慕ってくれてたんだなってことが勝手にめちゃくちゃうれしかった。

推しも舞台上でコメント求められたけど、何にも言えなくて、あんな顔を見せられるとは正直思ってなかったからそれにも泣いてしまった(永遠に泣く)。

私は2人のことは大好きだったけど、熱心に応援していたか彼らに何かをしてあげたことがあるのかと言うと全くそうではないので、もっと劇団でお芝居してほしかったとかお芝居が好きだったとかそういうことは言う権利はないと思っていて(つーかそういうオタクに限ってそういうこと言うのが本当にダサいと思っているので)、2人の決断を拍手で送ってあげることしかできないけどやっぱり寂しいな~~~。12人の時間が長かったから、なんかずっと12人でいるんだみたいな気持ちでいたけど、よく言うように永遠に同じ形のものはないわけで。10人のぱっちもなるべく長く続いてくれたらいいなと思います。

 

アフターイベントで、くじで当たった人がお題のシチュエーションで即興告白するゲームをやったんですけど、推しの名前が出た瞬間、メンバー全員でヨッシャァアアアァアアア!!!ってガッツポーズ拍手の大騒ぎになったの、めちゃくちゃ推しの普段の行いを感じた。観た中で一番笑った。楽しかったな。

 

 

 

ていうか、推し、公演が終わったので次の仕事が2022年の刀ステなのですが……ここ数年、先の仕事が何もない(何もないことない)時期がなかったから、推し何やるん…?って立ち尽くしてる。オタク、推しの仕事がないと何もやることがない。このご時世だから発表前になくなっちゃったお仕事とかもありそうだなぁと思うんですけど。

最近は卓球の王将にちょっとハマった。八王子推しです。