世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

初日おめでとうございました。

刀ステ初日の幕が開きましたね。こんなに初日を迎えられたことがうれしくて安心したことないかもしれない。

 

稽古の時から、スタッフの皆さんもキャストの皆さんも本当にこれでもかというほど気を遣って沢山いろんなことを考えて注意して対策をして来られたのだと思います。だからこそ、初日を迎え、ゲネをやり、幕が開いたことに本当に本当に安心しました。

初日にカメラが入っていたそうなので、最悪の事態が起きたとしても映像には残っていることにはなったので、それもまた沢山考えて頂いて最善の方法をとって頂けたのだな…という気持ちです。

やっぱり悲しい出来事が起きたのは、対策がなされていなかったからだ、というのが一番言われているポイントだからこそ、同じ舞台興行として様々な事態を考えて手を尽くせるだけ尽くしているのだなと思います。平時ですら大変な舞台公演にさらにこれだけの対策をするのって本当に大変だと思うんですよね……スタッフさんだって密になれないから人数にも限りがあるだろうし。

キャストさんも一度も食事にも行ってないし、稽古場配信でマスク取った顔初めて見たって仰っていたレベルなので相当気を遣っていらっしゃるのだと思います。だからこそ、その苦労が報われて、千秋楽まで無事終えられるよう祈ってます。祈るしか出来ないのがもどかしいですけど……観劇する側も、これだけ手を尽くして頑張っていることが目に見えるからこそ、自分たちが感染しちゃいけない広げちゃいけないって気持ちも新たにできると思うし、本当にスタッフさんにもキャストさんにもお客さんにも何事もありませんように。

 

ゲネの写真でさ~~~当たり前みたいに推しがそこにいることが、いや本当にいることは当たり前なのはそれはそうなんだけど、それでも本当にいる!って思って何だかめちゃくちゃ泣けてしまった。本当に刀剣男士になっている………。

衣装の自撮りも多分初めてかな……推しが自撮り上げて、原作ファンの人たちに顔が違う!って怒られてないか心配になってパブサしちゃったんだけど、全然杞憂だった。推しの自撮りひとつでいろんな人が被弾!爆発!悶絶!って感じになってて、推し……世界を動かしている………好意的な人が多くて安心したし、やっぱり泣いてしまう。昨日はとことん涙腺がガバガバだった。

これでもデビューからずっと推していて、推しが出演する舞台は欠かさず全部観てきました。ままならない時期も、初主演舞台も、初外部舞台も、初東京進出も、ありがたくも全部全部観てこれました。推しがこうやって注目されて、色んな人に見てもらえるようになるまで、私は見てくることしかできなかったけど、本当にここまでたどり着けたんだなぁすごいなぁって、何か色んな節目のたびに同じことを思うけど、それをずっと更新し続けることがどれだけしんどくて大変なことかも知っているから、やっぱりそこに立ってもらうだけで泣けてしまうな。

刀ステがゴールってわけでもなんでもないし、そりゃこれからももっともっと頑張ってほしいなって思うけど、それでもやっぱりひとつの推しの目標が、夢が形になって、その姿を見せてもらえるって本当にすごいし、素晴らしいし、だからオタクってやめられないんだなぁって思います。推しがいなくても生きていけるけど、推しがいなかったら自分じゃない誰かにこんなにも心を震わせてもらえることもなかったし、自分じゃない誰かの喜びや頑張りに喜んだり泣いたりする人生もなかったのかなぁと思います。

 

 

今、こうやって役者さんを推して、舞台に熱心に足を運ぶこと自体の是非がすごく問われていて、何度も同じ舞台に足を運ぶことも、自分じゃない誰かに夢中になって人生を捧げることも、決して悪いことではないはずなのにその行動自体にまるで非があるようになってしまうのはすごく悲しい。

まぁ勿論そのやり方にも程度はあるやろということは大前提ではありますが、役者さんというお仕事自体が他人に感動を与え、心を動かせる素晴らしいお仕事で、それを求めて足を運ぶことはそもそもは何も罪ではないはずです。間違ってもいないし、大人気ないわけでもないし、バカだとか女はこれだからとか言われる筋合いだってないのに、そう言われてしまう状況になってしまった。

これから先、舞台に行った、というだけでその内容がどうであれ、否定的な目で見られてしまうだろうし、どれだけ考えて予防をしていても、考えなしの行動ってレッテルを貼られるかもしれない。本当に嫌だな。

私個人としてはどこにいたってかかるんだったら好きなことしてかかりたいわと思う自分と、自分がかかればそれこそ今だと刀ステの名前がニュースになり、また舞台もそれが好きなオタクも前以上に世間的に厳しい目に晒されるのは嫌だなと思う自分が戦うんですよね。多分オタクみんなそう。

刀ステだってお客さんに来て欲しい、安心して観て欲しいって思うからこそあれだけ手を尽くして頑張って頂いているのだと思うから、オタクだってそれに応えたい。でも自分を守る選択だって決して間違ってない。でも、世間的には前者は「間違った選択」で、後者が「正解」なんだろうな。

 

でも推しの晴れ舞台なんだよ。ずーっとずーーーっと頑張ってきた推しが、やっと立てる舞台で、今まで一度だって推しが出る舞台を欠かしたことがなかったのに、それを観に行くこと自体の是非が自分の意志や都合とは違うところで問われてしまう。なんかもう考えれば考えるほど分からなくなってしまうな。

一応チケットはあります。でも行くかわからないし、もし行ったとしても少なくとも公演が終わるまでは行ったかどうかの話はしないと思います。せっかくチケット取れたのにな。推しの晴れ舞台、何にもしがらみも心配も不安もなく、心から全部で全力で喜んで楽しんで感動したかったなぁ。観たらきっとそうなるし、そうさせてくれる推しだって信じてるけど、そうなるまでに考えることが多すぎて疲れてしまう。これいつまで続くのかなぁ。