世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

モリステ東京楽を観てきた話

憂国のモリアーティ東京千秋楽お疲れ様でした!

EXシアターの座席悪くないって前回のブログで書いたけどあれ撤回。前方列最端二度と座りたくない……サイドなので舞台に対して外側に斜めに椅子を配置するのは理解できるんですが、EXシアターの椅子は連結タイプなので、連結したまま斜めにすると椅子ごと舞台に対して外側を向くんですよ。通路近くだとそんなに気にならないんですけど端になるともうめっちゃ首曲げないと舞台観えない。3時間ずっと右向いてるみたいな状態で夜行バスよりも首痛くなって死ぬかと思った。

 

カテコ挨拶でもキャストさんが仰っていたけど、マジで舞台は生もの………マジでそんなことある?!??!ってことがよりによって東京千秋楽で立て続けに起こって笑ってしまったけど当のキャストさんたちは気が気じゃなかっただろう……シリアスな場面のハプニングでちょっと笑いが起こっちゃってもちゃんと続けられる役者さんって本当にすごいな………

どうしても話の流れで推しくんの役のせいにされないといけなかったけど、カテコで「こいつのせいではないのでSNSに書かないでね!」みたいなフォロー入れてもらって北村さんのこと好きになった(単純)

 

推しくんの役は前回も書いた通り割とコメディリリーフ的なポジションなんですけど、いやでも話の流れや雰囲気をぶった切っちゃうギャグはどうかと思うよ!アバラびよーんが理解できなさ過ぎてシリアスなシーンなのにしばらく(アバラびよーんって何……???)って混乱してしまったし、しかもやや滑りだったし………いやもう別にいいんですけどヒヤヒヤするから逸脱しない範囲でお願いしたい。シリアスなシーンのお芝居もすごく良くて、こういう切替の上手さも推しくんのお芝居の好きなところだと思っているので、しばらく頭が意味わからんギャグに引っ張られるのもったいないんですよね……。

どうでもいいけど、ワトソンの黄緑のスーツ着ると本当に顔色が悪くてこれが……ブルベ……………ってなってる。(本当にどうでもいい)

シャーロックとジョンのペアが本当に本当に可愛くて最高だった。シャーロックがなんだかんだジョンのことめっちゃ構ってめっちゃ気にしてめっちゃ好きなのが分かるのが超良い。何かにつけてジョン!っていうのなんか犬みたいで可愛い。

先週観劇してから原作を読み返したんですけど、この2人でやっぱり緋色の研究や2人の探偵めっちゃめっちゃ観たかった……2人の探偵のケンカして仲直りするの、この2人でめちゃくちゃめちゃくちゃ観たい。多分もう無理なんですけど……北村さんのシャーロックが本当に所作がいちいちカッコいいんですよね。手の動きひとつも決まっててカッコイイ。アイリーンが文書を出したところで階段の後ろからバッ!って出てくるときが一番好きだから毎回出てくるのをワクワクして待ってしまうしあらゆる角度からガン見した。なんか北村さんの話ばかりしているけど本当にかっこよかったんだ……。

 

まぁでも一番好きなのはアルバートなんですけど……ほんとに……ほんとに好きすぎる……………(両手で顔を覆う顔文字)あぁいう性格宜しくなくて面の皮が厚い、飄々と悪びれないタイプの悪役が大ッッッッッッッッッッ好きなので、特に誘拐事件の「いやはや困ったなぁ」とかしゃあしゃあと言うアルバートとか好きすぎて客席でン゛ッッッッッッッッッッッッッッッって毎回悶えてしまうんですけどあそこのアルバートはみんな好きですよね????????(知らん) ダブリン男爵が苦しんでるのをめちゃくちゃ悪い顔で見下すのもいや好きじゃん……ってなるし、水…じゃない白ワインを飲む所作とか立ち姿とかホント貴族!ノーブル!!って感じでDVD見ながらアルバート兄さまの好きなところを一場面一挙手一投足述べていきたい。本当に最高だった。この話永遠にしてしまうな。瀬戸さん久しぶりに見たんですけど手足が長くて立ち振る舞いが本当に良かった………。

 

あと例の浮かぶ椅子の話なんですけど、散々にお友達と議論を交わして分からん!分からん!!って感じだったけど、改めて期間をあけて見ると、あれは貴族の死体のメタファー的なやつじゃないのかな~って思いました。凶器となり、燃えた椅子を吊るすことで、殺すべき貴族たちの死体を晒し上げ、見せしめ的な表現な気がしてきた。

まぁ理解できたからといってセリフよりも気をとられるような演出が本当に必要なのかどうかみたいな気持ちはあるんですけど……モリステはダンスとか抽象的な表現が多いので、そういうのと同じだろうという気持ちで観たほうがいいのは分かってるんだけどどうしてもどうしても気になってしまう椅子……。

毎回椅子のシーンが近づくと、今日こそ読み解いてやるぜ……って意気込んでたし毎日椅子の挙動を気にしてしまった。一度、椅子の倒れた角度のせいで浮かんだ時に椅子がぐるんぐるんずっと回ってた時があってもうそんな勢いよくぐるんぐるんしたらセリフに集中もなんもあったもんじゃなかった。何故私たちはこんなにも毎公演椅子のことを必死に考えているのだろう……。

 


東京千秋楽のカーテンコールが本当にしっちゃかめっちゃかで、でもみんなめちゃくちゃ楽しそうで良かった。死ぬほど笑った。私は夕刻のモリアーティが一番好きです。(って書いて以来憂国って変換しようとすると最初に夕刻が出てくる呪いにかかった)カテコは毎回楽しそうでニコニコする。劇中のアドリブもみんな楽しそうだし本当に仲の良いカンパニーなんだなぁって観ているだけで幸せな気持ちになれます。

推しくんも共演したことある人、仲の良い人との共演でもあるからすごく楽しそうで、やっぱり楽しそうにお仕事している現場で出来たものはこちらが受け取れる楽しさ面白さもすごく大きくて、こういう風に推しくんが楽しいと思えるお仕事がたくさん増えたら私もうれしいなぁと思った次第です。

 

まだ大阪公演あるんですけどね!たのしみ!!

1・2月は何故かそこまで現場がないはずの二推しさんの現場が入るし推しくんの舞台も決まるしうれしい悲鳴なんだけど体力がヤバイ。本当に健康には気を付けたいけど、推しの現場が入ったオタクに健康と現場を天秤にかけさせて気軽に健康を取ると思うか……???いやまぁ無理はしないように楽しくオタクします。