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たのしいおたくのせいかつ

カーニバル！×13　感想の話

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カーニバル！×13大千秋楽お疲れ様でした！

東京公演後にはあれこれグダグダ書いてしまったんですが、大阪公演になるとなんか突然ひらめいたみたいに「おっ？楽しいぞ？？？」ってなった不思議現象。いや設定は相変わらずガバガバなのは変わりないんですけど、なんかもうそこはオタクが勝手に想像していいってことだよね！（よくない）って開き直って、目の前の物語やお芝居にスッと集中して受け入れることができたんですよね。大きく何かが変わっていたとかはないんですけど（細かいところは変わってたり変えてたりはしてたけど）、単純に試行回数とインターバルの問題な気はしますが、なんか理解しなきゃ！余すところなく把握しなきゃ！みたいに躍起になって、目の前の楽しさを観れていなかったのかなぁとも思いました。いや納得はしてないんだけど（また言う）。それでもやっぱりぱっちってええなぁぱっちって最高だなって思わせてもらえたし、東京公演楽ではスタオベに不服な気持ちになってしまったけど、大楽は素直にスタオベしたい気持ちになれたから、そういうことです。

 

 

諸葛亮孔明様が相変わらず最最最最最最最最の高って感じだったんですけど、大楽終わってから突然の設定出しにハァ？！？！？？！？！？？？？の気持ちが止まらない。いやいやいや裏設定っていうのは余すところなく物語で語られて、でも語る必要なかったけどこういうのも実はあったんだよみたいなのが裏設定じゃん？あのカットされた数億年にわたる身の上話、めちゃくちゃ大事なやーーーーーつ。あれこれ解釈したり考察してたもの全部ひっくり返ったし、世界観どうなってんだマジで……。

でも諸葛亮孔明様が最高だったのは変わりないから……もう本性表したあとのお芝居がどんどんキレッキレになっていって毎回興奮しちゃったし、千秋楽は髪も乱れてあぁ～～～最高………本性表す前の孔明様はちょいちょい仕草が可愛いんですけど、それも本性わかってるとおっまえしらこ……ってなりつつやっぱりもぉあ～～かわいい！！！！！！ってなるから情緒が大変。なんかもうけんとくんの可愛いところカッコいいところ全部余すところなく魅力が詰まってて、最高だったという話しかできんな……。

 

あと好きだったのはドク・ホリディかな。尾形くんにあぁいう渋くてカッコイイ大人の男のお芝居のイメージがなかったから初見の時驚いてしまった。仕草や口調がすごくアメリカンなんだけど、それがめちゃくちゃキマっててカッコよくて最高だったな……「ワァーオ！」ってリアクションがあんなカッコいいことある？？？クライマックスで出てきたときに足元に他の人が殺陣中に落としてしまった小道具をすごく自然に会話の流れで回収するのがすごかった。葉巻が落ちてたときがあって、その時に拾って一度吸う仕草をして咥えたまま銃を撃ったのあまりに絵になりすぎてて、いや天才か？？！？？？って興奮しましたね……本当に徹頭徹尾ドクというキャラクターがキマっててひとつひとつの動きやリアクションに隙がなくて本当に良かったし、そもそもドクという人物がカッコよすぎるんだよなぁあぁあ。あと手足がめちゃくちゃなげぇ。

あと尾形くんの誕生日サプライズ動画めちゃくちゃよかったので見てください。

 大楽のカテコで「人生で一番びっくりした」みたいなこと言っててなんとなく想像はついてたけど案の定推しくんこわすぎわろた。普通にめちゃくちゃ怖くてお芝居ってわかってても私もびびってちょっと泣いた（なんで）し、自分に対してあんな怖い態度取られたらそりゃ泣いちゃうよな～～～～いやほんと……推しくんこわ……………知ってたけど……。でもネタバレ後のコメントで「どう見てもゆうほくんが悪い」ってさらっと言えちゃうあたり関係性の進化を感じてよかった。ホントに怖がってたらそれも言えんもんな。しかしこの推しくんのツイートの写真が本当に最高だな………本当にしあわせそうな良い顔をしてる…………。

 

孫悟空も良かったな！浦との兄弟みたいな関係性がすごくよくて、最初に無銘が戦ってるところ見て怖いっていう浦を抱きしめたり、戦うところを見せないように目隠ししちゃうのとか、多分ここのペアが一番直接的なスキンシップが多かったように思うんですけど、それがもうめちゃくちゃ可愛かったし、本当に物理的な距離感はもちろん、そこに兄弟みたいな家族みたいな心の近さを感じてすごく良かったし、だからこそ悟空の心が折れてしまうくだりはめちゃくちゃ辛かった……悟空は割と単純だけどだからこそ真っ直ぐで正直な人（猿？）だったからそれも観ていて気持ちが良かったな。棒術もどんだけ回すねんってくらい如意棒がくるくる回ってめちゃくちゃカッコよかったし、メイクもすごい好きだし、良いところしかねぇ～。以蔵に痛めつけられるシーンはもう目を背けたくなるレベルでえぐかったですけど、お芝居がマジで痛そうだから余計にウワーーーーいたいいたいって観てる側もなるんですよね……痛いお芝居が一番うまかったのは星璃さんだけど……ハーンに刺されるシーンまじで痛そうでこっちのおなかまで痛くなる。

 

これこのままだと1人1人の感想を書くことになりそうなので特に良かったベスト3ということでこの辺にしておきます。

前のブログでも書いたけど、本当に登場人物1人1人のキャラクターがしっかりと確立されていて、その個性のぶつかりあいから出てくる関係性もすごくよくて、ただ観てるだけで楽しいって気持ちには充分すぎるくらいさせてもらえました。この強い個性のぶつかり合いこそが劇団Patch！って感じだし、キャスパレの最後に全員が横並びになる絵面はやっぱり最高なんですね………本当に楽しかったよ。

 

ちなみにブロマイドは東京公演はなんだったんだってくらい大阪公演では余裕で買えました。1人2限になってたけど全然売り切れなかったし、ほんと東京公演はなんだったんだ……。

 

ところでDVD化の話全くでないけど収録してたからには出るんですよね？？？？？？？？？？？？