世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

IKKEI presents Science Fictionの世界 の話

月頭の平日はあれほどやめろと…(言ってない)。

月末月初が忙しい仕事なので、本当にマジで忙しくてヤバイときに1日(1公演)しかない現場入れるのやめてほしい!行ったけど!!昔、青空って朗読劇に出たときも同じように仕事のリスケしまくって無理くり休んで現場行ったけどその時も二度としたくないって思った気がする。したけどもうしたくないです。とか言ったらまたありそうだけど……。

やっぱり1日、1公演しかない現場ってなると、オタク、どんなに無理!ってなっても行かない選択肢がなくなってしまう。もうだいぶ茶の間みたいなペースでしか現場に行ってないけど、やっぱり最低1公演は絶対観たい、見逃したくないって思っているので半泣きになりながらスケジュール開けるよね……。

 

 

内容的にはいっけーさんが書いたSFをテーマにしたショートショート的なお話の朗読劇を3本、そのあと2人でゆるっとフリートークって感じで、会場の規模感もあってかすごくアットホームな感じですごく雰囲気も良くて楽しかったです。いっけーさんと推しっていう組み合わせに全然ピンと来てなかったけど、マズミュでめっちゃ仲良くなってたみたいで、こういうのに呼んでいただけるくらい推しに信頼があるの本当にうれしいな~って思います。

朗読劇の1本目は、家庭に1台ロボットがいるのが普通の時代に、家に来たAIロボット「アイ」とロボットの存在を受け入れられない少年のお話だったんですが、私はこのお話が一番好きだったな。少年役をいっけーさんが、推しはアイと父親役の2役を演じたんですが、推しのお芝居がめちゃくちゃ好きなやつで、これを観ただけであ~今日来てよかった!!!!!!!!!!ってなりました。父親は明るくて快活なイメージ、アイにも少年にも明るく接するんですけど、アイは最初は感情のないロボットなのでその2役の演じ分けがめっちゃ好きでした。アイは大人しくて感情も乏しいから最初は静かに俯き気味なんですけど、父親のセリフになった途端その空気がぱっと明るいものに変わって、推しがセリフを話すよりも前に今から父親が話すんだってわかるんですよね。そこの切り替えも好きだったし、アイは少年と交流していくうちに自我と心が育っていくんですが、そうしていく段階でアイの顔が段々前を向くようになって、ぼんやりと頼りなげだった表情がラストではハッキリと意思を持っているような顔つきになるのが分かって、まるで照明の明るさも変わったように見えてしまうくらい纏っている空気感も変えていってたのが、本当に好きでした。こういう何も言わないのに空気だけで何かが変わったって伝えられる推しのお芝居が好きなんですよね本当に……。

2本目は、同棲し始めたゲイカップルが家事をやるやらないで揉めたのでお手伝いロボットを買うことになったはいいけど、ある日突然ロボットが暴走して…という1本目とは違ってかなりコメディタッチのお話だったんですけど、これも面白かったな。推しはオネエっぽい役で可愛かったしめっちゃ楽しそうだったし、こういうコミカルでテンポが大事なのもうまいな~って思った。2人のテンポが良くてめっちゃ笑った。

 

なんかいっけーさんの人となりをあんまり存じ上げてなかったんですけど、トークもなんとなく雑談をしているようでちゃんとトークの主導を推しにも譲り、自分でも話し、っていう塩梅も上手で、弄りも不快にならないしユーモアもすごくセンスがあって頭の良い人なんだな~ってめちゃくちゃ好感度が上がりました。

推しに好きな映画は?って聴いて、推しがゾンビものが…って言ったときに「俺にゾンビの話振る?」って言われてからのゾンビトークが面白すぎたんだよな。ゾンビがいきなりやってきても10人まではオタクも助ける努力はしてくれるのに15人からは見捨てられるの情がなくて最高だった。

あと、推しが最近ダイソンの掃除機買ったけど今までの掃除機も動くから未開封のままって話をしたときに「今の掃除機はダイソンの箱を見て察して「もうすぐ捨てられるんだ…」って思いながら掃除してるかもよ」みたいなこと言うセンスも好きだった。それにしても推し、なんで掃除機壊れてないのにダイソン(しかも最新じゃない)買ったのかが謎すぎ。壊れてから買え。

 

これは私の偏見なんですけど、クリエイティブなことができる人のやったったで感みたいなのが私はどうしてもちょっと苦手意識があって(めちゃくちゃ限定的な理由があるんだけどそれは割愛)今回も見るまではちょっと敬遠する気持ちがゼロではなかったんですが、実際見てみるとそういう感じが全然なくていっけーさんの謙虚な人柄がすごく感じられて、楽しいイベントでした。「俳優仲間にこれ…俺が書いた脚本って渡すのめちゃくちゃ恥ずかしかった!」なんて言われたら可愛すぎていっけーさんのことめっちゃ好きになるよね。すごく良い人だったし、こういう方に一緒にやりたいって思ってもらえるって本当にすごいことだな~!ってうれしくなりました。

どんなお仕事でもどんな推しが見られても楽しいし、いろんな人に評価してもらえるのも私が勝手にうれしいんですけど、今回とか、Equalのときとか、同じ役者さんや作り手側の方から信頼を寄せてもらえて、たくさんいらっしゃる役者さんの中から推しを選んでもらえるのって何よりもうれしい評価だな~って思います。推しがどう思ってるかはわからないけど私はうれしい。本当に行ってよかった。楽しかったです。

 

次はアナ伝なんですけど、ビッグシュシュ……絶対いらん……って思いながら買ってしまった。絶対いらん(いる)。

推しがあんステよりアイドルしてるのが可愛すぎてMV見て変な笑いが出ました。なんでドラキュラ伝説の話なのに歌って踊ってるのかはマジで全然わからんけどまぁ楽しみです。