世界で一番推しが好き!

たのしいおたくのせいかつ

A3!FourSeasonsLIVE2020の話

※フォーライネタバレしてます(主にシャッフル公演の感想)

 

とりあえずこれだけマジで謝らないといけないという一心でブログを書いたので言わせてほしい。

oow99.hatenablog.com

こんなブログを書いてほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとにすみませんでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!シャッフル公演最高でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(誠意の土下座)

 

旗揚げ公演にめちゃくちゃ思い入れがあるクソ重オタクなので、シャッフル公演やるって聴いた時は脳直でマジでマジで嫌すぎて、結構直近まではぁ…シャッフルかぁ……みたいな気持ちはあったけど、見事に手のひらを返すことになってしまった…………。

どちらかといえばシャッフルそのものよりも「オタクのお気持ちが入ったエーステ」を観なきゃいけないことが苦痛って感じだったので、このあとの感想でも同じこと書きますけど、「演劇」としてのシャッフル公演をやる意味というものがすごく感じられて、これがオタクの投票で決められた(かどうか本当のところは知らんけど)ものであるという過程は正直どうでもよくなって…しまった……本当にすごいものを観た……。

 

 

以前夏単の感想でも書いたのですが、私、従兄弟が気が狂うほど好きで………………………これ言うと、お前の推し組み合わせが来たから手のひら返したんじゃねーかって言われそうだけどまぁ……それはもう多分にありますよね…………………(正直)

初日観てた友達にキャスティング発表された瞬間私の死に思いを馳せられたの笑ってしまった。生きてる。正直ミカエルやるならさっくんかなって思ってたので、むっくんと十座くんのミカエルとラファエルが観れると思ってなくてリアルにヒエッって声が出そうになったのはそうなんですが……。でも私の好みはさておき、マジでマジでマジで天使を憐れむ歌のキャスティングは最高だった。

 

 

冬組の天使は感情表現自体は抑えめで、静かで物悲しい雰囲気だからこそ繊細に伝わってくる悲しさや切なさがあったけど、今回の天使はミカエルラファエルウリエルの3人があまりにも健気で真っ直ぐて純粋。

好きな人の傍にいたい、大切な友達を守りたい、大切な友達に少しでも報われて欲しい、3人の気持ちが痛いくらいダイレクトに表現されて、冬組とは全然違う色になっていたのがすごかった。
ミカエルは彼女への止められない気持ちが全身から溢れていたし、ラファエルはミカエルを失うことにまるで自分の身を切られるかのように辛そうな顔をして、ウリエルは悲しい未来に抑えきれないくらい苦しそうだった。

シャッフル、誰がやってもそうなるわけじゃなくて、むっくんと十座くんとさっくんっていう、元々純粋で健気で真っ直ぐで、そういうお芝居ができる3人が合わさったこその天使だったからマジでマジで神(天使だけど)がかってて、これは本当に投票で決まったキャスティングなのか疑ってしまったな………。メタトロンも臣くんがやることですごく慈愛と包容力に溢れてて、どちらかといえば子どもに見える3人を見守るポジとしてはあぁいう優しさそのものみたいなメタトロンがめっちゃめっちゃ良かったな…と思いました。パパだった……。

ミカエルとラファエルが紬と丞の幼馴染と、むっくんと十座くんの従兄弟の関係でまた距離感が違うのも良かった。心配はするけどミカエルの気持ちに踏み込めないのは旗揚げ公演の頃の紬と丞だけど、むっくんと十座くんの距離感だとマジでミカエルとラファエルの心の距離が近く感じたし、ミカエルの痛みを全部請け負うみたいなラファエルのポジショニングがすごく絶妙で冬組との対比が効いていたな~と私は思いました。

 

あと、冬組はミカエルもフィリップも大人だったからそこまで感じなかったけど、シャッフルのミカエルは子供でフィリップは大人だからフィリップがすごくずるくて残酷な人間に見えた。

冬組はミカエルは気持ちを抑えて友人としての関係を彼女と積み重ねて、フィリップも薄々そうかもしれないとは思っていても結婚を伝えるまで確信が持てていなかったくらいに私は解釈して、フィリップがそこまで悪い人だとは思っていなかったんだけど、シャッフルは最初からフィリップがミカエルの恋心に気づいて、それでも気づかないフリをして彼女が元気になるために利用したくらいの人間としての狡猾さを感じたな。純粋な天使とそうじゃない人間の対比みたいな意味でも。悪い大人だな~~。

幼馴染3人とメタトロン・フィリップで子どもと大人の対比、ミカエルとフィリップで天使と人間の対比みたいなのも冬組よりも利いてるように見えて、特に前者は冬組では表現し得ない部分だから、それを天使でやるっていうのは本当にめちゃくちゃシャッフル公演をやる意味を感じられて良かった…良かったしか言えない。

 

いやホントマジで良すぎてこんな私が喜ぶだけのシャッフル公演観てもええんか…??マジか…??????みたいな気持ちで見てたし、ミカエルがラファエルの腕の中で天に召されるシーンとか号泣しながら「無理……」ってちっさい声漏れてしまった(映画館では静かにしましょう)。

あと細かい話だけど、ミカエルの衣装が冬組のときと同じ衣装なのに、インナーの色が示し合わせたみたいにむっくんの髪の色だったのもめちゃくちゃ良かった………。

野口君がね……本当に彼が凄いなと毎回毎回思うのは、ちゃんと「向坂椋が演じている役」って感じさせてもらえるところです。野口君だけがそう出来てるってわけじゃないけど、私がむっくんのことが好きなので特に野口君に対して思うというか。むっくん本人のキャラと全然違う役を演じても野口君の役解釈じゃなくて「向坂椋の解釈」を見せてもらえることが本当にすごいしうれしい。本当にむっくん輝いてたよ……天使だったよ…………。

 

天使が私の中で神すぎて激アツに語ってしまったけど、ロミジュリのシャッフルもよかったよ~~~~全員色み似てるのはちょっと面白くなっちゃったけど。今日観れないからWaterMeとピカレスク日曜までお預けなのつらいよ~~~~~~~~~~~。マジでエーステはタイムシフトをつけてほしい値段高くなってもいいから………

 

シャッフル公演を見たからこそ、元の公演のここはこうだったねって思い返して、オリジナルの良さも再確認できたし、シャッフル公演良いところしかなかった。ものすごい手のひら返し。

シャッフルって言われるとやっぱりちょっとお遊び的な……オタクの良いようなおもちゃにされるんじゃないかって拒否感がすごかったからあれやこれや暴れてたわけなんですが、こんなにも「別キャストがやる意味」にこだわってめちゃくちゃ丁寧に作ってくるとは思わなくて、正直エーステ舐めてて本当にすみませんでした今本当にマジで全力で土下座します。ありがとうございました。

 


しかしフォーライマジでエモの嵐で2時間半のうち2時間くらい泣いてたかもしれない。
どの曲が来てもいろんな感情が沸いてきて、それと一緒に涙が止まらなくなっちゃう。ボロボロってよりはホロホロ…ってとめどなく溢れてくるみたいな感じで。いや何箇所か(特に天使)はガチのボロ泣きしたし、終わった後化粧全部なくなってたし今日目パンパンなんですけど。わんさかさでもさっくんとシトロンが綴にいつも脚本書いてくれてありがとー!みたいなこと言ってたのにもヴッってなっちゃったし、何でも泣けるんだわオタクは。

ライビュ参加だったんですけど、会場が暗くなってお客さんがひとりずつペンライトをつけて行って段々会場がペンライトで明るくなるのもめちゃ良かったし、みんな各組の曲やパートで会場全部が綺麗に同じ色になってたのもめっちゃめっちゃめっちゃ良かった。客席がひと席ずつ空いててレギュレーションも一人2本まで同じペンライトだったから、同じ光が綺麗に並んでいるのがすごく美しい光景だった。なんていうのかな……バラバラなのがダメなわけじゃないけど、オタクの推しへの愛以上に、エーステへの、MANKAIカンパニー全部への愛に溢れているように私は見えたというか。みんなエーステだいすきだな~~~~~!!!!!!!!!!私も好き!!!!!!